日本の医療保険制度ざっくりまとめ
医療保険制度について触れる機会があったので、実はよく分かってなかったこの制度についてざっくりまとめておく(平成29年5月17日現在)。
日本の医療保険制度には大きく分けて、企業で働く被用者とその家族の加入する「被用者保険」と、自営業者や農業従事者や加入する「国民健康保険(国保)」がある。
被用者保険はさらに、大企業等の健康保険組合が運営する組合健康保険(組合健保)と、健康保険組合を持たない中小企業向けに全国健康保険協会が運営する健康保険(協会けんぽ)、さらに公務員向けの共済組合に分かれている。
ちなみに国民健康保険の運営主体は各市区町村だが、平成30年度からは運営主体が都道府県に移ることが決まっている。(参考:医療保険改革法案が成立 国保を都道府県に移管、平成30年度から - 産経ニュース)
まとめると次のようになる。
保険料率も各健康保険によって異なる(ややこしい)。各保険の保険料率は運営主体毎に定められており、大体は各運営主体のHPで確認ができる。
細かく見ていくともっと色々あるだけど、とりあえず一般人がざっくり知っておくのに十分な情報、という要件はこんなもんで満たせているのではないかと。